伊達冠石をご存じですか?
福島県から宮城県へと続く阿武隈山系の北端に位置する大蔵山から産出される石です。
黄土色の皮と、磨くと顔を出す黒壇色のコントラストが美しい石。
伊達冠石を採石・販売する大蔵山スタジオさんでは、墓石のみならず、ホテルや飲食店の内装やインテリアも多く提案されていて、世界でも注目されています。
弊社ではかねてより大蔵山スタジオさんとは取引させていただいており、この度香川まで大蔵山スタジオの山田社長がご来社されました!
現在の採石状況や加工されている製品、大蔵山スタジオさんのHPについての説明をしていただき、弊社からも不明点や聞きたかったことなどを質問させていただきました。
自然と調和する~石接ぎの技術~
伊達冠石は、お墓のみならずテーブルやカウンター、インテリア小物などにも加工されていて、格調高いシックな雰囲気を醸し出しています。
その高級感・落ち着いた雰囲気から、海外や都内のホテル・レストランなどでも取り入れられています。
私がこれはすごい!と思ったのは、石接ぎの技術。
天板のような薄くて広い面積のものは、伊達冠石に限らず石から一枚物で採れるのは大変希少なんです。
石の目は均一ではなく、カスミがかかったようにはっきりしない部分・白い塊・黒玉・ヒビキズなど、
製品が大きければ大きいほどそのような問題が出てくるのは自然なこと。
伊達冠石は大きな岩石で採れることは近年珍しく、最近では比較的小さい玉石が中心です。
天板を一つの石から採るのは至難の業。
そこで、大蔵山スタジオさんでは石と石を接ぎ合わせてカウンターやテーブルを制作しています。
これが大変お見事でため息が出るような美しさ。
伊達冠石の性質を活かし、黄土色の皮目と黒壇色の部分をセンス良く接ぎ合わせて美しい工芸品のような作品が出来上がります。
加工に携わる方の感性や技術に裏打ちされた、世界に一つしかない価値ある作品ですね。
樹木葬用プレートや手元供養も
また、近年増加傾向の樹木葬用プレートや手元供養も伊達冠石で加工可能です。
二つとない自然石の形を活かした樹木葬用プレートや手元供養は、古の時を感じ故人の魂がそこにいてくれているかのような佇まい。
樹木葬用プレートは彫刻も可能ですので、お施主様の思いを刻み唯一無二のプレートにしていただけたらと思います。
もちろんお墓もございますので、まずは弊社までご相談くださいませ!
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