中国・恵安事務所の張より、中国のコロナについての近況レポート

日本のように爆発的な感染状況には至っていないようですが、少ないながらも感染者は出ているようです。

※現在、はやしばらの提携工場には影響は出ておりません。

 

●福建省は8月15日時点で、厦門市10例、三明市1例、無症状感染者1例(福州)が出ています。感染者は全員特定の病院に移送され、隔離治療をされています。

コロナの感染者が出ているものの、都市はロックダウンにはなっていません。

交通機関は問題ないので、今のところは工場の生産・出荷には影響がないようです。

感染拡大防止対策として、政府は下記のような措置をとっています。

*多くの景勝地が続々と閉鎖・停止

*PCR検査できる場所を増やし、無料で受けられるPCR検査を実施

*公共交通機関に乗る時には、48時間以内のPCR検査結果と緑健康コード(アプリ内の健康状態確認QRコード)を持っていることが条件

*外出時は、マスクの着用義務

 

●大連の感染状況は落ち着いていますが、夏休みに入り外地から旅行者が多くなっています。感染者増への予防のため、毎週男性女性に分けてPCR検査を行っています。

※追記 8/30現在、大連では感染者が増え、行動制限が実施されています。

関連工場の生産体制には今のところ大きな影響は出ておりません。

中国 PCR検査

中国 夜中のPCR検査会場

コロナは2019年から発生し、もうすぐ4年目に入ります。

皆がもうコロナ禍の状況に慣れていること、政府が一連の有効な対策を出していることもあり、もう最初のようなパニック状態にはなっていません。

 

今はできるだけ外に出ないのが一番の感染拡大を防ぐための協力なのかと思います。

早くゼロコロナになるように祈っております。

崇武の青空