ストーンフェアでもお披露目した、『庵治石×伊達冠』を使ったはやしばらオリジナル墓石の『祈り結シリーズ第2弾 暁』ですが、この度、庵治石の竿側面を割り肌にアレンジしました。
誕生と回帰をイメージした暁、庵治石の魅力を磨きの部分と割り肌の部分の異なる表情で引き出します。
今回は磨きの製品からの再加工で、松原勲石材さんで割り肌の加工をお願いしました。
表からと裏から2方向から慎重に割って行きます。
庵治石細目はとても目が細かいため極端にえぐれてしまう事がなく、カーブの外形を崩さず綺麗に肌を出す事ができました。
熟練の職人さんの無駄のない手際の良い作業…
動画で見ていただくと、その作業のスピード感と技術の鮮やかさが伝わると思います。
微妙な手の動きから生まれる滑らかな曲線、そこには職人さんならではの緻密な計算と経験・感覚が凝縮されていて、改めて職人さんへの敬意と感動を覚えました。
ここで庵治石の特徴について別の職人さんに聞いたお話の中で、興味深いことがありましたのでご紹介します。
庵治石は加工する職人さんから「ねばい」石と表現されるそうです。
この「ねばい」という感覚は、職人さんが加工していく中で細かいところも欠けずにしっかり角が加工できる、いわゆる「角が決まる」という所以となります。
庵治石の「ねばさ」=「靭性」ともいわれますが、これが硬度とは違うお墓の丈夫さであると考えられているそうです。
さらに吸水率との関係でいうと、水を吸っても石が「ねばい」ことで膨張や収縮に強いといえます。庵治石の古いお墓にはっきりと形や文字が残っている、風化しにくいといわるのはこのためです。
ただ靭性については要素が複雑で数値化しづらく、科学的な証明には至っていないそうです。毎日、石と向き合っている職人さんの肌で感じるところ、ということでしょうか。
今回の加工を見せていただいて、ふと思い出したお話でした。
今回のように、祈り結シリーズのお墓はお客様のご要望により形や寸法、石の種類も変えて加工する事が可能です。
納骨室の上に乗せるのでコンパクトに…、竿石は地元でとれる石を使いたい…
オリジナルのメッセージやオリジナルの絵柄を彫刻をしたい…
もちろん既存のお墓を再加工して、竿部分にご利用いただくこともできます。
お施主さまごとのオリジナル墓石としてアレンジできるのが祈り結シリーズのお墓の魅力なのです。(*^^*)
純国産のプレミアムなお墓、あなただけのメモリアルなお墓を作りませんか?
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伊達冠石の情報はこちら→ 伊達冠石について
庵治石の情報はこちら→ 庵治石について
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